7月7日、七夕。一年に一度、織姫と彦星が天の川で会えるという伝説を思い、晴れますようにと願っている人も多いことでしょう。
この伝説はなんともロマンチックな話ですが、実は天の川はこの時期だから見られるというわけではありません。天の川は一年中見られるのです。七夕のイメージが強い天の川ですが、なぜあんなに見事に星がかたまっているかも不思議ですよね。
意外と知らない天の川の正体ですが、今回は七夕の日にぜひ見ておきたい星のあれこれに迫ります。
夏の夜空に美しく輝く「天の川」。天の川はたくさんの星の集合体、つまり「銀河」ということになります。私たちがイメージする天の川は帯状の形ですが、実は円盤状の形をしているといわれています。
天の川なのに円盤?……と思われるでしょうが、それには地球ならではの理由があるのです。意外なことに、地球も天の川銀河のうちのひとつなのです。地球を含む太陽系の星は、みんな天の川銀河に含まれています。ですので、私たちは内側から天の川銀河を見ていることになるので、帯状に見えていることになるわけ……。織姫と彦星が天の川で会えるかな……と心配してしまう七夕ですが、実は地球そのものも天の川の一部なのだ!
動画でご覧ください。
織姫と彦星はある星座がその姿に重ね合わせられます。織姫は「こと座」、彦星は「わし座」です。こと座は「ベガ」、わし座は「アルタイル」とも呼ばれます。このふたつの星座に「はくちょう座(デネブ)」を加えて、「夏の大三角形」とされています。
どうですか?
今夜、あなた(彦星)は、彼女(織姫)に会うことができるかな?
あははは
キミの今宵の彼女は誰かな??
知ってるくせに!!